[iOS] 常に並び替え可能なテーブルビューを作る方法

[iOS] 常に並び替え可能なテーブルビューを作る方法

Clock Icon2016.05.10

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常に並び替え可能

iOS でテーブルビューの並び替えをする場合は、セルの右側にある 3 本ラインをドラッグ&ドロップして行うというのが一般的です。
しかしこの 3 本ラインのアイコンは UITableView の editing プロパティを YES にしなければ出現しません。
ですが editing プロパティを YES にすると、テーブルビュー全体にインデントがかかってしまいます。
今回ご紹介するものはインデントは付けたくないんだけど 3 本ラインは表示したいという時に使える小ネタです。

こんな画面を作ります

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サンプルコード

- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];

    self.tableView.editing = YES;
}

- (BOOL)tableView:(UITableView *)tableView canEditRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return YES;
}

- (void)tableView:(UITableView *)tableView moveRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)fromIndexPath toIndexPath:(NSIndexPath *)toIndexPath
{
    // セルがドロップされた時の処理
}

- (BOOL)tableView:(UITableView *)tableView canMoveRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return YES;
}

- (UITableViewCellEditingStyle)tableView:(UITableView *)tableView editingStyleForRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return UITableViewCellEditingStyleNone;
}

- (BOOL)tableView:(UITableView *)tableview shouldIndentWhileEditingRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return NO;
}

それぞれ解説します。

まず前提条件として、この画面はセルの並び替えのみ行うものと想定します。
その他の複雑な処理を行いたい場合については、今は考えません。

- viewDidLoad

- (void)viewDidLoad
{
    [super viewDidLoad];

    self.tableView.editing = YES;
}

ここでは tableView の editingYES にしています。
これでこの tableView は編集モードになります。
この画面において、editing を NO にするタイミングはありません。

- tableView:canEditRowAtIndexPath:

- (BOOL)tableView:(UITableView *)tableView canEditRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return YES;
}

与えられた row が編集可能かどうかを指定します。
全てのセルで編集可能にしたいため YES にします。

- tableView:moveRowAtIndexPath:toIndexPath:

- (void)tableView:(UITableView *)tableView moveRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)fromIndexPath toIndexPath:(NSIndexPath *)toIndexPath
{
    // セルがドロップされた時の処理
}

row が動いた時に呼ばれるメソッドです。
この時に行いたい処理は自前で実装します。

- tableView:canMoveRowAtIndexPath:

- (BOOL)tableView:(UITableView *)tableView canMoveRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return YES;
}

row が移動可能かどうかを指定します。
全て移動可能にするので YES を指定します。

- tableView:editingStyleForRowAtIndexPath:

- (UITableViewCellEditingStyle)tableView:(UITableView *)tableView editingStyleForRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return UITableViewCellEditingStyleNone;
}

編集のスタイルを指定します。
ここでは UITableViewCellEditingStyleNone を指定します。
この他に以下のスタイルが存在します。

  • UITableViewCellEditingStyleDelete
    • 削除スタイル
    • 赤丸に -(マイナス)
  • UITableViewCellEditingStyleInsert
    • 挿入スタイル
    • 緑丸に +(プラス)

- tableView:shouldIndentWhileEditingRowAtIndexPath:

- (BOOL)tableView:(UITableView *)tableview shouldIndentWhileEditingRowAtIndexPath:(NSIndexPath *)indexPath
{
    return NO;
}

編集モード時にインデントを付けるかどうかを指定します。
ここでは NO を指定します。

ポイント

ポイントとなるメソッドは以下の 2 つです。

  • tableView:editingStyleForRowAtIndexPath:
  • tableView:shouldIndentWhileEditingRowAtIndexPath:

これらをそれぞれ上記の設定にすることで、期待する画面が作成できます。
どちらかが欠けてもダメなので気をつけましょう。

ミレニアム・ファルコン製作日記 #16

16 号 表紙

mfd_16_1

パーツ

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mfd_16_4

成果

mfd_16_5

今回の作業は以下の 2 つでした。

  • 通路アーチを組み立てる
  • 通路を組み立てる

通路アーチを組み立てはなかなかハードでした。
18 個のクッションパッドをニッパーで切り離し、この細かいパーツそれぞれに接着剤を付けアーチに貼り付けました。
この作業を x3 回です。
フォース使いすぎた。

ただ、ミレニアム・ファルコンの平面図を見る限り、このアーチはあと 10 個以上組み立てそうなんですよね。
・・・イヤな予感がするぜ!

おまけ

こちらは妻の友人が、私の息子のために編んでくれた BB-8 の人形です。(完全ハンドメイド)
スゴすぎる!!!

mfd_16_6

それではまた次回。

May the Force be with you!

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